サイドボード。

2003年11月19日
 今日はサイドボードのカードについて。
 メタを睨みつつサイドボードを構築する作業が割と筆者は好きです。
 サイドボーディングは大体3種類に分かれます。
 まず一つ目は純粋な対策カード投入。
 二つ目はメイン投入しているカードの枚数調整。
 三つ目はいわゆるアグレッシブサイドボーディング。黒コンがいきなりビートダウンになったりするアレです。
 少し前までは「願い用」のポケットがあるタイプが主流だったのですが、願いカードも今は昔。

 筆者はとくにアグレッシブサイドが大好きでして。まるで二つのデッキをデザインするような楽しさがあります。
 土地や補助スペルを足して単色デッキがサイド後は2色デッキ、3色デッキになっていたり。
 相手の予想を外すメタ外の動きが出来る点がアグレサイドの利点でしょうか。

 話が少し逸れました。元に戻しましょう。
 
 さて、白黒コンのサイドはどんなカードが候補に上がるのでしょうか。少し羅列してみましょう。

 【各色防御円】【象牙の仮面】【聖なる場】【因果応報】【ファイレクシアの闘技場】
 【アクローマの復讐】【供犠台の光】【光の大嵐】【迫害】【強要】【萎縮した卑劣漢】【陰謀団の取調官】
 【波停機】【選別の秤】【減衰のマトリックス】【哀悼者の盾】【ひっかき爪】

 王道的なカードはこのあたりでしょうか。
 では次に変化球気味のカードを。

 【土地】【急報】【聖なる日】【雨ざらしの旅人】【太陽のしずく】

 【土地】と【雨ざらしの旅人】は言わずもがな、土地破壊に。
【急報】【聖なる日】は親和、ゴブリン相手に使い【アクローマの復讐】までの時間を稼ぎます。【等時の王笏】に刻印するとそれだけで勝てます。その場合は違うデッキになるわけですが。
 【太陽のしずく】はゴブリンメタ。【ボトルノーム】の方が強い、使えるとの話もありますが、白黒コンの場合は【しずく】のほうが色々と都合が良さそうです。


 メタゲームは土地破壊、親和、ゴブリン、青白コン、サイクリングです。
 これらのデッキすべてにわずか15枚のサイドボードで対抗しろ、というのも土台無理な話。
 特定のデッキにガンメタを貼り、残りの苦手とするデッキの対策カードをサイドに回す。これが一般的なデッキの組み方でしょうか。では白黒コンの場合は…?
 
 青白コン、サイクリングにはメインでも高確率で勝てるでしょう。逆に厳しいタイプは、というと…コレが意外に少なく、どのデッキにも4:6(相手が6)くらいで勝てます。あとはサイドボーディングでその勝率を上げるだけです。
 
 ゴブリンは簡単ですね。【防御円】を大量投入。その際は【供犠台の光】も入れて相手の【選別の秤】と【ゴブリンの放火砲】対策に。
 親和に対しては【アクローマの復讐】の枚数強化。あと【陰謀団の取調官】も地味に効きますので投入。当然【供犠台の光】も。
 土地破壊には【聖なる場】を。しかしこれだけでは引き勝負になってしまう為、メインを少しイジりました。
 クリーチャーを【真面目な身代わり】3枚 → 【永遠のドラゴン】1枚 + 【よじれた嫌悪者】2枚に変更。
 土地サイクルクリーチャー×8はヤリ過ぎか? いいえ、大丈夫です。【すきこみ】入りは若干キビしいですが、赤の土地破壊だけのタイプならば勝負になります。無事3マナ揃えば【強要】、4マナ圏まで行ければ【墓生まれの詩神】【迫害】を打ち勝負アリ。
 そうそう、サイドの【ひっかき爪】は土地破壊対策にも使えます。ええ、2マナ1ドローとして使用しましょう。

 
 今日の話はこれでおしまいです。
 新しいデッキのレシピは秘密日記に載せておきます。

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