親和の話。

2003年12月3日
 ■高速化する親和たち。
 速さは強さ、強さは正義。
 親和はさらに瞬発力を上げ、その姿はまさに往年のサイカトグの様。
 今回のファイナルズで出た一つの解答は親和の圧倒的な高速化でした。中でも最も完成度が高かったのが第二次予選4位入賞の「Junk Metal」。筆者が一回戦で当たった方のデッキもおそらくコレとまったく同じ構成であったと思います。
 キィカードは言わずと知れた【大聖堂の信奉者】と【エイトグ】の殺人コンボ。【彩色の宝珠】【黄鉄の呪文爆弾】【溶接の壺】【爆片破】なども【信奉者】環境下で強いシナジーを奏でる良いカードです。
 なお【信奉者】の効果は場全体にかかるため、こちらの【石】を起動しても1ダメです。ギャフン。

 ■他の親和も見てみると。
 同系メタの【無効】は当然として、【ドワーフの爆風掘り】は良い選択ですね。【信奉者】が出ていればダメージも入ります。
 他に目立つのはメインに挿してある3〜4枚の【迫害】でしょうか。指定する色は当然【白】でしょう。白対策といえば、当然【野火】も外すわけにはいきません。序盤の貴重な時間を稼いでくれるこのカード。2枚でなく3枚挿してあるデッキも多かったです。

 ■最後に。
 ひと口に親和と言っても多種多様なデッキタイプがあり、様々な個性を出す事ができます。青に寄せたカウンター親和。赤黒に寄せたエイトグ親和。ストーム型なんてのもありました。これからも親和には様々なヴァリエーションが生まれてくる事でしょう。
 次のエキスパンションで最も強化されるデッキタイプ。
 もしかしたらそれは【親和】かもしれません。
 次のエキスパンションで最も弱体化するデッキタイプ。
 もしかしたらこれも【親和】かもしれません。

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