ゲーセンで鉄拳をやってた時、隣の席に小さなお子様が座りました。手にはアンパンマンジグソーパズル。歳は4〜5歳くらいかな? 舌ったらずながらも、かろうじてしゃべれるくらいのレベル。無邪気でかなり可愛い。

このお子様が対戦中に隣から、

「ねーねーこれであそぼ?」

とアンパンマンジグソー。う! 遊んでやりたいのはヤマヤマなのだが、今は緊迫した同段位戦中なのだ…。でもこの無邪気な生命体を邪険に扱う事はできん。断じてできん。

「ねー? ねー?」

画面を覆い尽くさんばかりに乗り出してくるお子様。画面、まったく見えず。
小宇宙を燃やしてヤマ勘で闘う。何故か勝てた。セイントなめんな。

お子様は、

「ねー、これだれー?」

ジグソーに描かれたキャラを指差して質問。この質問に後ろのヤンキー×2が、

「クリームパンマンかな? メロンパンナちゃんかも」

と、とびっきりの笑顔でレス。この生命体の前では誰でも不思議と笑顔になってしまうのですよ。素晴らしきは赤子パワー。メチャメチャヒーリング。

しばらくして母親登場。お子様の手を引いて帰っていきました。その帰り際、赤子が、

「ばーいばーい!」

思わず手を振るヤンキー×2。もちろん笑顔。オレも笑顔。
なんだかすごく、ものすごくイイ体験した気分。きっとヤンキー×2も同じキモチなんだろうな。

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