■新戦力。
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墓穴までの契約
Grave Pact
1BBB
エンチャント（場）
あなたがコントロールするクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、他の各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
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まさにメタビンゴな一枚。
環境の変化によって上下するカード一枚一枚の価値。
マジックの醍醐味ですよねぇ。
コイツがあれば【コロ助】（←【ダークスティールの巨像】の愛称。コロッサスから来ているらしい）もイチコロです。

■展開。
今回のデッキにおける理想の鬼回りは、

1ターン目：【嘆願者】
2ターン目：【卑劣漢】か1マナボーズ＆【絞め】
3ターン目：【再生術師】
4ターン目：【墓穴】おいて3身合体。

ですかねぇ。鬼回りのグレ神にも引けを取りませんよ。
サイドのグレ神対策はすべてメインに積み込みました。
相手がグレの時はサイドチェンジ無し。殺る気満々です。

■レシピ。

-GUN-BORZ-
4　《闇の嘆願者/Dark Supplicant(LGN)》
4　《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》
4　《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》
4　《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》
3　《陰謀団の執政官/Cabal Archon(ONS)》
1　《闇の末裔/Scion of Darkness(LGN)》
（20）
3　《死の雲/Death Cloud(DST)》
4　《燻し/Smother(ONS)》
3　《墓穴までの契約/Grave Pact(8ED)》
3　《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery(ONS)》
4　《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》
（17）
18《沼/Swamp(MRD)》
2　《星明りの聖域/Starlit Sanctum(ONS)》
3　《邪悪な岩屋/Unholy Grotto(ONS)》
（23）　
-SIDE BOARD-
4　《波停機/Stabilizer(SCG)》
4　《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》
4　《迫害/Persecute(8ED)》
3　《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》

■解説。
相手がサイクリングだったら【絞め】を4本抜いてそこに【波停機】。【迫害】と【石】も突っ込んで相手のデッキをぶっ壊します。
生物デッキ相手の時は【墓穴】と【岩屋】で無限除去。
墓地掃除のカードがぼちぼちメタ外なので狙い目です。
ゴブ召集相手にもやはり【墓穴】。
貼れれば半分勝ち。
【卑劣漢】出せれば100％勝ち。

しかし相変わらずランデスには「ごめんなさい」なデッキです。
いい加減、もういないと思うんですけどねぇ。
白コンのサイドや神話にイジめられたランデスは絶滅したと信じたい。
生き残っているのはウワサのAnan Goランデスくらいでしょうか。

曰く、

「【絞め】か【マトリックス】入ってないデッキはデッキじゃねぇ」

うんうん、まさしくその通り。
ウィニーVSコントロール。
これは上記の二大神器対決なのです。
筆者が選んだのは【絞め】。
黒スキーの筆者にとって【石】は必需品。
その【石】と【マトリックス】はアンチシナジーなのですよ。
で、消去法で【絞め】になりました。ちょうどボーズも調整中でしたし。

しかし今回は【マトリックス】側から。

【マトリックス】が封殺できるカードは数知れず。
【絞め】や【石】の起動はもちろん、ウザいシステム生物（【取調官】とか）をも物体化できるのはほんと強いです。
【マトリックス】→【ラス】と繋げればグレ神にも五分以上の勝負になるでしょう。
そんな強烈な神器【マトリックス】をメイン3積みしたサイクリングが最近増えています。
サイクリングは【マトリックス】と非常に相性の良いデッキなので納得といえば納得です。
システム系の生物と神器が無く、天敵である【隷属器】と【石】も封殺できるのですから。
軽めの除去を多く積むことで対ゴブリン＆神話にもある程度の勝率を見込めるようになりました。
が、しかし、逆にコントロールに対しての安定性を失ってしまったのも事実。
昔のような万能型でなく、尖鋭化した今のサイクリング。
リスク上等。
流れに乗ればこれほど強いデッキもありません。
せいぜいゴブリンとグレ神を喰いまくってやりましょう。